【第6回】退職直後に大暴落したら?50代早期退職の資産寿命をストレステストしてみた
前回の記事:【第5回】生活費が毎年2%ずつ増えたら?資産寿命をシミュレーションしてみた
前回は、物価を入れただけで、90歳まで持つ確率がかなり下がることを見ました。最終回は、一番怖いケース、退職直後の暴落を試します。物価は動かない前提(第1〜4回と同じ)に戻します。
前回の記事:【第5回】生活費が毎年2%ずつ増えたら?資産寿命をシミュレーションしてみた
前回は、物価を入れただけで、90歳まで持つ確率がかなり下がることを見ました。最終回は、一番怖いケース、退職直後の暴落を試します。物価は動かない前提(第1〜4回と同じ)に戻します。
前回の記事:【第4回】では、取り崩し方を工夫したら?カン・チュンドさんの考え方を参考に、出口戦略を試してみた
前回まで、資産の「増え方」と「取り崩し方」を見てきました。第4回の最後に、「生活費が、毎年少しずつ上がっていったら?」と問いかけました。
前回の記事:【第3回】さらに怖いものがある。平均リターンが同じでも結果が変わる「順序リスク」
前回は、3年間の例で「順序リスク」を確かめました。同じ成績でも、取り崩しがあると、悪い年が先に来たときに資産の残り方が変わりました。
前回の記事:【第2回】そもそも、その計算方法でいいのか?「平均3%」だけでは、現実を表せなかった
前回は、「平均3%」を毎年一定の数字ではなく、ばらつきのある成績として扱う理由を書きました。固定利回りで計算すると、収入50万円以上では問題なさそうに見えた計算の中に、尽きる人生が隠れていました。
前回の記事:【第1回】50代で会社を辞める前に考えたこと。90歳まで資産を持たせるには、年間いくら稼げばいい?
前回は、収入ごとに「90歳まで資産が持つ確率」を計算しました。収入0円なら52.0%、年100万円なら86.4%でした。
ただ、最後にこんな疑問を残しました。「平均3%って、毎年3%ずつ増えるわけじゃないよね?」
「会社を辞めたら、その後の収入はどうなるんだろう」
早期退職を考えたことがある人なら、一度は頭をよぎる不安だと思います。おっさんもそうでした。
この夏に会社を辞めましたが、辞める前に一番気になっていたのは、「何歳で辞めるか」ではありません。「辞めたあと、年にいくら稼げばいいのか」でした。
50代で会社を退職し、これからセミリタイア生活に入る。
そうなると、これまで以上に重要になってくるのが「資産をどう配分するか」です。
日頃からGemini Notebookを情報収集や調査に使っているおっさんですが、今回はいつもと違う使い方を試してみました。
「誰もゆっくり金持ちになりたくないからだ」 ―― ウォーレン・バフェット(ジェフ・ベゾスの質問に対する返答として知られる逸話より)
インデックス投資の草分けである水瀬ケンイチさん出演のYouTube※によると、22年間の実績は以下の通りです。
「損をするのが怖いから」と、投資を始めない人が世の中にはたくさんいます。
ですが、2005年から21年間にわたって市場の荒波に揉まれてきた50代のおっさんから言わせれば、これからの時代、「何もしない(現金のまま口座に放置する)こと」こそが、人生で最も高いコストを支払う行為です。