確定拠出年金は何を選ぶかで将来が変わる? 月2.3万円を38年間積み立てた結果
「NISAは始めたけれど、確定拠出年金は何を選べばいいのか分からない」
そんな状態のまま、掛金だけを払い続けていませんか。
NISAは、必要になれば引き出せる柔軟さが魅力です。一方、確定拠出年金は原則60歳まで引き出せない分、「何を選ぶか」の影響が、長い時間をかけて積み上がります。NISAとどちらが良いという話ではなく、確定拠出年金の商品の選び方の話です。
長年続けてきたインデックス投資の記録や、退職後のお金との向き合い方を書いています。
「NISAは始めたけれど、確定拠出年金は何を選べばいいのか分からない」
そんな状態のまま、掛金だけを払い続けていませんか。
NISAは、必要になれば引き出せる柔軟さが魅力です。一方、確定拠出年金は原則60歳まで引き出せない分、「何を選ぶか」の影響が、長い時間をかけて積み上がります。NISAとどちらが良いという話ではなく、確定拠出年金の商品の選び方の話です。
前回の記事:【第5回】生活費が毎年2%ずつ増えたら?資産寿命をシミュレーションしてみた
前回は、物価を入れただけで、90歳まで持つ確率がかなり下がることを見ました。最終回は、一番怖いケース、退職直後の暴落を試します。物価は動かない前提(第1〜4回と同じ)に戻します。
前回の記事:【第4回】では、取り崩し方を工夫したら?カン・チュンドさんの考え方を参考に、出口戦略を試してみた
前回まで、資産の「増え方」と「取り崩し方」を見てきました。第4回の最後に、「生活費が、毎年少しずつ上がっていったら?」と問いかけました。
前回の記事:【第3回】さらに怖いものがある。平均リターンが同じでも結果が変わる「順序リスク」
前回は、3年間の例で「順序リスク」を確かめました。同じ成績でも、取り崩しがあると、悪い年が先に来たときに資産の残り方が変わりました。
前回の記事:【第2回】そもそも、その計算方法でいいのか?「平均3%」だけでは、現実を表せなかった
前回は、「平均3%」を毎年一定の数字ではなく、ばらつきのある成績として扱う理由を書きました。固定利回りで計算すると、収入50万円以上では問題なさそうに見えた計算の中に、尽きる人生が隠れていました。
前回の記事:【第1回】50代で会社を辞める前に考えたこと。90歳まで資産を持たせるには、年間いくら稼げばいい?
前回は、収入ごとに「90歳まで資産が持つ確率」を計算しました。収入0円なら52.0%、年100万円なら86.4%でした。
ただ、最後にこんな疑問を残しました。「平均3%って、毎年3%ずつ増えるわけじゃないよね?」
「会社を辞めたら、その後の収入はどうなるんだろう」
早期退職を考えたことがある人なら、一度は頭をよぎる不安だと思います。おっさんもそうでした。
この夏に会社を辞めましたが、辞める前に一番気になっていたのは、「何歳で辞めるか」ではありません。「辞めたあと、年にいくら稼げばいいのか」でした。
最近はNISAでのインデックス投資が盛り上がっています。
「NISAでS&P500を買っています」 「オルカンに積み立てています」
という人も増えてきました。おっさんもインデックス投資は資産形成の中心にしています。
「借金はできるだけ早く返したほうがいい」
おっさんも以前は、そう考えていました。住宅ローンを組んだときも、最初の10年間は住宅ローン控除があるので、その期間は繰り上げ返済せずに借りておく。そして控除が終わったら、残りを一括返済する。そんなつもりでいました。
節約というと、「できるだけお金を使わないこと」と思われがちです。
でも、おっさんの場合は少し違います。
お金でものを買いたいですか? おっさんは、お金で「自由な時間」を買いたいのです。